東京禅僧茶房2010

禅僧茶房バナー3.gif

 去る、2月25日(木)〜27日(土)の3日間、約90名の方にご来場いただき、「東京禅僧茶房2010 お寺へ、ようこそ。」を開催しました。
 今回は、お寺に興味はあるけれど、何となく足を運べないでいる方々に、お寺の雰囲気を味わっていただく中、お葬式や法事だけにとどまらない、お寺が本来持つ役割や魅力をご紹介。また、来場者からの、お寺や修行生活、仏事に関するご質問になどにお答えしました。
 ご来場いただいた皆さま、本イベントを開催するにあたりご協力くださった皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。



saboubanner01.jpg

2010年 2月25日(木)・26日(金)18時〜23時  27日(土)11時〜18時半


saboubanner02.jpg

「nagaya cafeさと和」 (築70年以上の長屋を改装した和風カフェです)

〒112-0002
文京区小石川2-24-14
都営三田線春日駅徒歩3分 東京メトロ南北線・丸ノ内線後楽園駅徒歩5分
「nagaya cafeさと和」ホームページ




saboubanner03.jpg

曹洞宗総合研究センター教化研修部門研修部 Shojin- Project


saboubanner04.jpg

無料 (カフェ飲食代各自)

saboubanner05.jpg

「お寺のいろは」ギャラリー(常設展示・入場自由)

@期間限定「さと和寺」
DSC_0505.JPGDSC_0447.JPG

・御本尊を安置し、さと和店内にお寺の本堂の一部を再現しました。
・また、法要で用いられる仏器や法具を展示し、併せて「さと和寺仏器ガイド」を配布し、その由来や役割を知っていただきました。

A禅僧手作りのパネル展示「お寺へ、ようこそ。」
DSC_0446.JPG

 ・「祈る」「行ずる」「集う」の3つのテーマにより、お寺の役割・魅力をご案内いたしました。

「パネルダウンロード」ページへ

B「仏教ブックカフェ」
DSC_0445.JPG

 ・禅僧おすすめの仏教本、仏教マンガを展示。ご自由にお読みいただきました。



Cフリーペーパー『mini Shojin』配布。
 ・「お寺へ、ようこそ。」をテーマに、「祈る」(お寺ガイド)「行ずる」(日常に隠された気づき)、「集う」(仏教ブックスガイド)、特別インタビュー(宿坊研究会主宰 堀内克彦さん、ミュージシャン 木下ときわさん、新美博允さん)などで構成しました。

「mini Shojinダウンロード」ページへ



D禅僧常駐
DSC_0492.JPG

 ・開催期間中は、禅僧が常駐し、来場者との交流を図りました。




EWEB企画 インタビュー「お寺のこと」
フリーペーパー「mini Shojin」では紹介しきれなかった、宿坊研究会主宰堀内克彦さんと、ミュージシャン木下ときわさん、新美博允さんとのロングインタビューを掲載しました。以下バナーよりご覧下さい。








3つのテーマによる禅僧ワークショップ(事前予約制

@祈る(写経体験)第1回―「祈り〜写経体験を通じて
  2月26日(金)19:00〜20:30(90分)・定員10名
DSC_0461.JPG

・写経用具(筆、硯、墨など)をご用意し、「延命十句観音経」を写経していただきました。終了後は、お茶をいただきながら、「祈り」についてのトーク、フリーディスカッションを行いました。

RIMG0898.JPG
・皆さまからお預かりした写経用紙は、後日、横浜市鶴見にある大本山総持寺に納経させていただきました。


A集う(トーク)―「お寺の小噺」
  2月27日(土)11:30〜12:30(60分)・定員15名
DSC_0477.JPG

・「大人の寺子屋」をコンセプトに、音楽をテーマにしたワークショップを行いました。また、「集う」という「お寺の魅力・今後の可能性」についてのトークを行いました。

B祈る(写経体験)第2回―「祈り〜写経体験を通じて
  2月27日(土)14:00〜15:30(90分)・定員10名
DSC_0487.JPG

C行ずる(坐禅体験)―「坐禅体験〜カフェで行ずる自分時間
  2月27日(土)16:30〜18:00(90分)・定員10名
DSC_0502.JPG

・坐禅指導ののち、約30分の坐禅を体験。その後、お茶をいただきながら、参加者の方々から、「坐禅を体験した感想」、「気づいたこと」などをお話いただき、参加者同士で共有しました。



saboubanner07.jpg

timetable100208.jpg

来場者の感想

※アンケートに寄せられた感想の一部をご紹介いたします。

・「お坊さんとお話することなんてなかなかないので、とてもよい活動だと思いました。お寺に行ってみたいと思いました。まずは、坐禅教室に一度おとずれたいです。」(20代・女性)
・「お坊さんが意外と気さくで、何か不思議でした。あと、“ご先祖さまのお陰”と思える人は、現在の自分を肯定できる人だからだと思いました。」(女性)
・「今後も、僧(及び仏教)と俗をつなぐ、楽しいイベントを企画してください。自分は僧侶なので、他宗の方とお話できるのは貴重です。ありがとうございました。」(男性・僧侶)
・「祈る前に、自分の日頃の行動を反省しましょう。という言葉が心に残りました。」(30代・女性)
・「初めての参加だったので、緊張していましたが、非常に楽しめました。尼僧さんがお話して下さったり、音楽をやったり、親しみやすい内容でした。」(20代・女性)
・「多くの人にとって、仏教がお葬式だけのイメージしかなかった時代から、最近の仏教ブームもありますが、より生活に身近なものになれるきっかけとして良いと思います。」(女性)
・「若手僧侶の集いが、各宗の垣根をこえてつながればと思います。また、そうして得た知識や関係をいかに各寺の活動に、また、日々の生活に活かしていけるかが問われていると思いました。」(30代・男性)


※昨年度のイベント「東京禅僧茶房2009」の模様はこちらのページにてご覧ください。