shojin projectについて

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Shojin Projectでは、駒沢坐禅教室、東京禅僧茶房の他にも、様々な取り組みを行っています。このページでは、その一端をご紹介いたします。

Shojin-Projectについて



Shojin-Projectは「曹洞宗総合研究センター教化研修部門研修部」が、対外的に布教活動をする際の名称です。
現在11名の研修生より構成され、日夜、仏教・禅・福祉などの学習を重ね、布教に特化した活動を行っております。

各種施設訪問  

保育園・幼稚園訪問

 各種施設訪問

幼稚園・保育園児を対象とした布教教化活動として、演劇や人形劇に取り組んでいます。
昨年度は、千葉県内の保育園と神奈川にある保育園において、「愛語」をテーマに演劇「オニさんのありがとう」を上演しました。劇中に幾度となく出てくる「ありがとう」の言葉は、ただ感謝の気持ちを表すだけのものではありません。その言葉を受け取った人の内面に、慈愛の心を育ませる力を持っています。「あの子はどんな気持ちかな?」そう考えてもらえるような演劇を行いました。
劇の後には、各教室に移動し、フリーペーパー『Shojin』の裏に作成した塗り絵を園児たちと行い交流をしました。

老人福祉施設訪問

高齢者を対象とした布教教化活動として、東京都近郊の老人ホームでの法話会を実施しています。法話会では、各種法要の他、法話、入所者の方とのレクリエーションを行い、交流を深めています。


LinkIcon高齢者向け伝道冊子『ともしび』『ひだまり』  PDFダウンロードはこちらから


禅僧茶房

「お坊さんによる新しいライフスタイルの提案」として、現代社会の中でどのように仏教を伝えていくかをテーマに、私たちは日々研鑽を積んでいます。その中で、2009年から毎年場所を変えて「東京禅僧茶房」題してイベントを開催しています。H29年度は古民家カフェへと場所を移し、「禅僧茶房2018〜コトバノチカラ〜」として開催しました。お香作りワークショップを始め、プチ坐禅、レター作りワークショップ、カフェ、所員が心に響いたコトバの展示を行いました。
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詳しくはこちら♪ 禅僧茶房2018

フリーペーパー『Shojin』

フリーペーパー『Shojin』

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2006年、日本生活情報紙協会が実施した「第3回全国フリーペーパー実態調査」によると、全国950社から1200のフリーペーパー・フリーマガジンが発行されており、総部数は2億9375万部1880部にも及んでいます。2002年の同調査と比較すると発行部数は7000万部も増えていることになります。

かつてのフリーペーパーは情報量が少なく、広告が主体であり実用性に欠けるものも多くありました。しかし、昨今のフリーペーパーを駅構内やショップなどで実際に手にとってみると、企画や記事内容の充実、洗練された写真やグラフィックなど、思わず手に取ってみたくなるデザインのものが数多くあります。そして、人気のあるフリーペーパーは配布と同時に無くなってしまいます。

フリーペーパーはもはや媒体としての市民権を得たばかりでなく、生活の一部としての重要な役割を占めているといえるでしょう。

そこで、私たちShojin-Projectでは、仏教のコンテンツを分かりやすい形式で伝えることを目的とし、更にこれまでの仏教誌には無かった斬新なデザインを取り入れ、フリーペーパー『shojin』(ショージン)を企画・制作いたしました。

経典には「八万四千の法門」があると言われるように、仏教には現代に必要とされる無数の教えがあります。建築・文化・美術・坐禅・精進料理etc…。それらを暮らしの中に取り入れて頂くこと、そして多くの人が心安らかな生き方を送ること、私たちお坊さんのそんな想いからこのフリーペーパーは産声をあげました。

「じつは仏教ってこんなに身近だったんだ」
そう感じて頂ければ幸いです。

合掌

フリーペーパー『shojin』発起人
横山俊顕

LinkIcon『Shojin』PDFダウンロードはこちらから



コラムもどうぞ ↓
禅僧小話トップ.jpg

Shojin-Projectが本を出版しました!
美しいひとになれる禅の言葉 表紙.jpg
昨年開催された「東京禅僧茶房2013〜美心のすすめ〜」から生まれた一冊!!
紀伊國屋書店他、全国の書店、amazon等にて発売中。